今年は法然上人が浄土宗を開かれてちょうど850年目の年に当たります。それを記念して本山永観堂ではプロジェクションマッピングや寺フェスなどの記念イベントを行ってきましたが、さらにこの度、法然上人誕生から浄土宗開宗に至るまでの半生を描いた絵本『そのとき門はひらかれた~法然上人ものがたり~』が出版されました。
目を奪われるこのダイナミックで躍動感のある描写は法然上人が立教開宗の文に出逢った場面。色鮮やかな描写はまるで美しい絵巻物のようです。現在、法然上人の伝記は国宝『勅修御伝』を元に書かれることが一般的ですが、この度の絵本では、法然上人の弟子などが関わったとされる、より初期の伝記『醍醐本』を元に書かれています。
一般書店、amazonなどでも購入可能です。是非手に取ってご覧ください!
絵 中川学
京都・瑞泉寺住職、イラストレーター。『世界で一番貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)、『だいぶつさまのうんどうかい』(アリス館)など多数。
瑞泉寺HP http://zuisenji-temple.net
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