政治家、芸能人、アスリートなどへの誹謗中傷のニュースは後を絶ちません。ネット社会の闇ともいえる問題ですが、自分はそんなことしないし、関係ないねとは言い切れません。人が寄れば、他人の噂や悪口で話に花が咲いてしまうのが世の常です。
こんな話を聞きました。面と向かって褒めることを直褒めというのに対し、陰で褒めるのを陰褒めというようです。面と向かって良いことを言われて悪い気はしませんが、「〇〇さんがあなたのことを褒めてたよ」と巡り巡って自分の耳に入ってきたらどうでしょう。断然こっちの方が嬉しいものです。なぜでしょう。本人の前ではお世辞の一つや二つはあっても、本人のいないところでは案外本心で言っていることが多く、「そんな風に良く思ってくれてたんだ、私のことをちゃんと分かってくれている」と思えるからでしょう。
名作「ボケずに長生きしなはれや」という歌の一節を思い出したので紹介しておきます。
年をとったら 出しゃばらず
憎まれ口に 泣きごとに
人のかげ口 愚痴いわず
他人のことは ほめなはれ
今日も一日のびのびと。どうぞ健やかにお過ごしください。