「お坊さんは何をしていますか」という、どストレートな質問にいきなり焦りを覚えます。そんなの一言でこたえられない・・・う~ん。
毎年地元の小学校の2年生が生活科の授業の一環で、お店や施設をたずねて、そこで働く人にインタビューをしてまわる町たんけんの一幕。この町たんけんは私自身も鍛えられています。質問をして、話を聞きながら、ノートにまとめていくのは大人でもなかなか難しい作業です。皆次々にたくさん質問してくれるのはうれしい反面、あまり話し過ぎると子供たちがまとめきれません。そこで要点はホワイトボードに書くようにしています。また私が話している間はだいたい子供たちの手がお留守になるので、ちょっと話して書く時間をとるなど工夫が必要です。
インタビューの後にはお堂の中をご案内。いろんな仏さまを興味深く見学してくれますが、いつも子供たちのテンションが一番上がるのが本堂地下の納骨堂。「秘密の隠し部屋や!」と言って喜ばれております(^^♪お寺に少しでも親しみを持っていただければうれしい限りです。